川沿いの小さな集落に古民家が佇んでいました。立派な蔵もあって、歴史を感じます。
日本の家の概念は、ただ人がそこに住むためだけのものではなく、「家」そのものが、家族の存在を体現するものなのではないかと思います。普段は全く別のところに住んでいる家族も含めて帰ることができる場所、きっとこの家はそのような存在なのだろうと思います。古民家ばかりがそのような存在だというわけでもありませんが、古民家は特にそのようなものを強く思わせるところがあります。そんなことを考えていると、遠くを音もなく汽車が通り過ぎていきました。

飯山線 蓮~替佐間 2025年6月21日撮影

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