どこ~ん・・・。(ウヤの只見線)

 再び只見線に出かけてきました。

 が、現地に到着するなり、唖然。新鶴で降りた途端、目が点になってしまいました。道はどこ?(;・∀・) 猛烈な地吹雪が吹き荒れています。ここまですごいのは過去にも経験がないぐらい、もう道が全く見えず、道路の端に立ててある棒を頼りに走るしか無い状態。どうにか根岸までたどり着いたのですが・・・。踏切の両脇の雪が全く除雪されていない。線路が完全に雪に埋もれています。この時点で、列車がウヤになっていることを初めて認識。とりあえず情報収集のため板下の駅を目指します。途中でおばちゃんの軽が路肩の縁石に乗りあげて動けなくなっていたり、もう何しろ前が全く見えない状態で、脂汗をかきながら、どうにか板下の駅に到着。そこでようやく只見線のキハ発見。張り紙には午前中運休と書いてある。駅員さんによると、今から除雪して午後は運転するつもりだけど、どうなるかわからないと言っている。その言葉を信じて、車の中で爆睡。寒さで気がつくと、時間は11時。携帯で運行情報をチェックすると、10時の情報で、1日ウヤ決定とのこと。あ~あ、長い只見線撮影ライフの中で初めての完全ウヤ。仕方がないので、会津若松まで移動し、会津葵を買って高速に乗る。磐梯山サービスエリアを過ぎたところで、前の車がいきなりブレーキ。あ~、渋滞だ。

 ここからが地獄の始まり。車は待てど暮らせど、全く前に進む気配がない。携帯で調べると、なんとこの先で、磐越道がいきなり通行止めになったとか。要するに出口も渋滞していて、出るに出られない状態ということだ。嫌な予感が頭をかすめる。明日は絶対仕事を休めそうにない状態なのに、果たして家に帰れるのだろうか?

 この日は東北各地で道路通行止が相次ぎ、会津の鉄道はなんと磐越西線、会津鉄道までも、全線ウヤになったとか。結局3時間後に道路は通行止めが解除になり、その先はスムーズに道路も流れ、帰宅の途に着くことが出来ましたが、結局帰宅したのは夜9時。今回はひどい目にあった。

 さすがに今回ばかりは、しばらく雪を見るのはいいや、という気持ちになっているところです。