残り柿の会津路(只見線撮影)

 またしても、日帰り撮影を強行し、只見線に出かけてきました。

 前日にあかたんリクエストに応えて、ロテン・ガーデンに出かけたせいか、強烈な眠気に襲われ、途中でダウンしてしまったため、到着が8時過ぎになってしまった。はうはう!! 慌てて坂本の柿の木で一本撮影。その後、柳津、滝谷まで行ってみたものの、雪が少なくて、全然絵にならない。再び坂本の柿の木まで戻って撮影。上り、下りの時間があまり離れていないので、当てなくさまよって失敗するよりは、と同じ所で撮影したが、パラパラと雪が降ってきて、まあまあ良い感じになったかな?

  出遅れたせいで、午前は1往復で終了。かなり不完全燃焼気味。日帰りはロケハンが十分出来ないので、やっぱり厳しいよな。しかし、今日は雪が少ない。全く着雪もしてないし、どこに行ってもいつか撮影したような風景。雰囲気が良ければ久しぶりにめがね橋でも、と思ったのだが、なんと、めがね橋のところで派手に護岸工事をやっていたりする。滝谷も全く着雪していなくて、様にならない。そのうち青空が広がってきてしまった。ウロウロしているうちに、またしても時間がなくなってきて、なぜかまた坂本の柿の木のところに。だ、だめだ、もう時間がない・・・。まあ、日差しが当たっている残り柿もありだよな。色もしっかり出るし、青空も綺麗だったと思う。

 次の列車は絶対違う所で撮る。そう決めて、再び走る。今日は全く着雪していないので、イメージしてきたネタが使えない。柿の木とか、オブジェを探すしか無く、記憶を辿って、柿の木を目指す。西方はどうかな?

 西方は結構柿の木が生えていて、雰囲気はいいのだが、結構まとめにくい場所。何度となく撮影を試みているが、いまいち納得出来ない。今回も、農家の庭先にある柿の木を入れてみた。晴れていたので、結構色がしっかり出ていると思うのだが、やっぱりまとめにくいな、ここは。どうも無理やり撮っている感じが抜けない。発想の大胆な転換が必要なようだ。

 不完全燃焼感が払拭出来ず、このままではいけないと、川口方面に追いかけてみることにした。今日は路面がドライなので、中川あたりまで先行すればもう一本撮れる。4橋脇のところまで先行して、もう一本撮影。

 悲しいことに、次の列車が本日最後の列車になる。最後は中川の柿の木にしよう。先ほどロケハンしておいたので、レンズは300ミリを選択。農家の脇の雪道をザクザク登って線路脇に到着。最後の列車の時間になると結構光線が厳しくなって、薄暗くなってくる。まあ、面がちだから、大丈夫だろう、と少し絞り込む。改めてフレーミングして気がついたのだが、この柿の木も結構難しい。もしかして線路の反対側の土手の上から撮影したほうがよかったかな、でも300ミリ持って来ちゃったし、なんて考えていると、列車が来た。まあ、これはこれでありとは思うが、なんだかつまらない写真になってしまったと思う。

 今回はかなり課題を残す撮影となってしまった。時間に追われて発想が足りないんだと思う。近いうちにリベンジあるのみ!!