あかたんはこの音楽教室をとても楽しみにしていました。なので、もう出かける時からノリノリ。あいにくの雨降りさんでしたが、長靴と傘で元気にお出かけです。
今日の参加者は思ったよりも人数が少なくて、４人。意外なことにそのうち男の子が３人でした。結構男の子でも音楽を習わせたいという親はいるようです。
あかたんは目の前のエレクトーンを触ったり、今日のテキストを見たりして目がキラキラしていています。名前を呼ばれると、すごく元気な声で、「はーい！！」。子供向けの音楽教室なので、雰囲気としては保育園の歌の時間とかとそんなに変わらないのかな。まずはよい感じ。
この音楽教室は、結構体を動かしたり、テキストの動物や乗り物を活用したりして、とにかくテンポよく内容が進んでいきます。子どもの集中力って、そんなに長持ちしないので、飽きさせないように良く考えられています。先生が見本を見せて「一緒にやってみて。」といったことを、あかたんもがんばって真似しています。体を使ったり、カスタネットやタンバリンを使って、音楽にあわせてリズムをとったり、リズムをとる練習をしたあと、とても自然に「ド」の音に内容がつながっていきます。ノリの良い音楽にあわせて、「ド」の音を歌ってみたあと、とうとう目の前の鍵盤を開ける時がきました。
あかたんは鍵盤が大好きなので、さらに目がキラキラ。先生は目の前の鍵盤を見せながら、チョキは黒が2つのところ、グーは黒が3つのところ、「ド」はチョキの横を親指で押してね、と教えていました。これでまたノリの良い曲にあわせて、「ド」の音を出す練習をしました。
なんて自然な流れで進んでいく教室なんだろう、と感心しっぱなしの教室。幼児クラスは毎回親も一緒に参加することになっているので、これは親まで一緒に勉強できちゃうね。以前独学で始めたときは、やっぱり基礎の基礎がない状態ではじめることの厳しさを実感した経験があるので、革命的なインパクトがありました。
親も一緒に楽しめる教室。習い事ってそのうち子どもの興味が他のことに移ってやめちゃうってパターンが多いと思うけど、これなら飽きっぽいあかたんでも続きそうだ。最後に先生が「今日は楽しかったですか？」って聞いたら、あかたんは大きな声で「また来るよ！」って答えていました。先生によると、子どもによっては、先生に呼ばれて前に集まる時も出てこれなかったり、途中で泣いちゃったりする子もいるらしい。あかたんはとりあえずそのあたりは大丈夫だったので、5月からのコースに正式に申し込むことにしました。これからメリハリのある週末になりそうだ。
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