F5のバッテリー。

 カメラにとってバッテリーは生命線だ。

 バッテリーが無くなると、即撮影不能に陥り、ただの重たいカタマリと化してしまう。また、バッテリーがへたってくると、いくら充電してもすぐに使えなくなってしまうという症状に陥ってしまう。バッテリーの供給がメーカーから継続されていればよいのだが、最近のメーカーは、ニコンのみならず、ディスコンになったカメラやレンズの消耗品の供給をすぐに打ち切ってしまう。安い買い物ではないし、普通の人にとっては、カメラは一生ものという人も少なくないと思うのだが、メーカーはそのようには考えないようだ。そこでバッテリーの再生を考えるのだが、F3のバッテリーは簡単に開けられたし、一般的に購入出来るニッカドのセル(2/3AA)を詰め替えればよかったのだが、F5のバッテリーは簡単に開けられない構造になっているうえ、セルも一般的に市販されていない4/3AAという産業用バッテリーを使用している。どうしたものかと思っていたところ、なんと救世主的なサービスを行う会社が現れた。

http://www.batt.jp/

 リセルオンラインという会社で、F5のバッテリー以外にもビデオのバッテリーとか、電動自転車とか、いろいろ掲載されています。掲載されていないものについても、相談を受けてくれるそうです。早速注文してみたところ、わずか3日程度でバッテリーが帰って来ました。

 早速帰ってきたバッテリーをF5に取り付けてテストしたところ、見事にF5のマシンガンサウンドが復活し、怪しかったAFの駆動もバシッと決まるようになりました。

 思えば、バッテリーがだめになって使うのを諦めたビデオカメラとか、眠っているノートとか、電池が無いというだけで使えなくなってしまう電気製品の多いこと。まだまだ十分使えるのにもったいない。気に入った、使い慣れたものをずっと使い続けたいと思うユーザーはとても多いのです。メーカーはどんどん新製品を使って欲しいんだろうけど。でも、もう使い捨ての時代じゃないよね。こういう会社がどんどん増えて、頑張ってくれるとよいと心から思います。応援しています。(`・ω・´)