暴力的な日差し。(夏・只見線)

 どうにか時間を工面して、再び只見線に出かけてきました。

 しかし、今日は暑かった。もう、じっとしているとある限界点を超えたあたりから一気に汗が吹き出して、目に入ってしみるの。湿度もものすごくて、むんむん。

 今日は朝行き先の決定で判断ミス。最初から調子が狂ってしまった。すでに梅雨明けしてしまっていることもあり、三島に入るよりも、もっと手前で撮影しようかと考え、柳津あたりをうろうろ。期待していた山百合はまだ咲き始め。ひまわりも見つからない。やばい、時間がない・・・。ようやく柳津の駅そばでひまわりを見つけたが、撮影条件は厳しい。曇り空バックでひまわりをとってもねぇ・・・。

 そのあとも撮影場所はみつからず、期待していた郷戸の山百合も咲いてない。だ、だめだ・・・。みちばたのアザミの花を入れて撮影するも、いまいち。

 滝谷に行ってみる。お、あじさい発見。あじさいは沿線でも結構咲いているんだけど、うまく組み合わせられる場所がなかなかないんだよね。しかも、予定外の梅雨明けで咲く前に枯れちゃってるところも多いし。本日初めてのまともなカットを撮影。

 結局その後は坂本まで戻り、立葵の花を入れて撮影。なんだか、同じようなカットばかり・・・。( ´・ω・`) 午前はこれで終了。

 午後になっても今回はネタが見つからず、時間ばかりが過ぎていく。とりあえず困った時の2橋に出かけてみる。お、入道雲。成長度合いはいまいちだが、形は悪くない。望遠でうまくフレーミングして、ここで夏らしいカットを撮影した。

 さて、ネタに困っているところだが、やっぱりラストの1往復は、川口より只見寄りで撮影したい。とりあえず大塩に向かってみる。大塩には、お気に入りの場所がたくさんあるが、夏になると庭に花が咲き誇っている家がある。その家自体もなかなか良い感じなので、ここで撮影することにした。まずまずのカットになったかな?

 さて、最後のカットはどこにしようか?あまり迷っている時間はない。とりあえず時間稼ぎに只見方面に移動するが、なかなかこれというものが見つからない。またしても時間だけが過ぎていく。ま、まずい、そう思った時、紫の花が一瞬目に飛び込んだ。あ、花菖蒲だ!

 どうやらその場所はあまり日当たりが良い場所ではなく、この時間も陰っていた。しかし、そのおかげで花菖蒲の花がまだ枯れずに残っていたようだ。もう時間がない。橋を渡る列車の音が聞こえる。三脚を手早くセットして撮影。ほんの10秒ぐらいの勝負だったろうか。あ、危なかった。

 今日も小出から帰るつもりだったので、峠に向かうついでに電力館の屋上からおまけのカットを撮影。このカットは今日はいまいち。一瞬前までいい感じで斜光線が当たっていたのだが、なんだか急にガスってきて、そのなかを列車が通過。うまく行かないもんだね。

 今回はははちょっと花の休閑期という時期だったようだ。本来まだ梅雨が空けるには早いはずなので、もっと梅雨の花が撮れるはずの時期なので、まだ盛夏の花には早い時期なのだろう。ちょっと不完全燃焼の一日だったので、この夏はもう一度チャレンジしたいところだ。果たして、来れるか?