トミンサーキットチャレンジ6回目。

 9月28日に再びトミンサーキットに行ってきました。

 この間行ったばかりなのに、と言われそうですが、行けるときに行かないとなかなか行けないのです。

 しかし、今回も強烈な残暑でした。しかも今日一日だけで、明日からはまた涼しくなるという天気予報。本当についてないなぁ・・・。まあ、前回に比べると、空にうす雲がかかっていて風も適度に吹いているので、まだよかったのだと思います。

PAP_0192.jpg

空はわりと秋の空なのですが・・・。

 

 さて、今日のテーマです。

 1.左コーナーをスムーズに、スピードを落とし過ぎないように曲がる。

 2.ブランク期間のリハビリを兼ねて、ほかのコーナーも基本に忠実に曲がる。

 今日もかなり暑いですが、この間のように寝不足ではないし、結構頭はすっきりしていて体調もよいです。

 今日はかなりバイクの台数が多く、また、ZⅡを持ち込んでいる人や、レフ板で写真を撮影している雑誌関係の人などがいます。聞いた話だと、今日は平日にもかかわらず、締め切りになったとか。トミンも最近メジャーになりつつあるのだろうか・・・。

 まずはいつもどおり、3速で流すように周回を重ねます。一斉に走り始めたバイクはペースもまちまちで台数も多く、なんだか走りにくいです。周りのペースで走っていたらいつの間にか15周を超えています。なんだか青色吐息で走ってるバイクとかいるし、左コーナー手前のアウト側にオイルがこぼれた跡があるし、あまり思ったようにペースがあげられないまま22周でピットイン。

 しばらく隣の人と話をしながら少しすいてくるのを待つことにしました。彼は奥多摩によく行く人だそうです。奥多摩は私はまだバイクで行ったことは一度もないのです。以前車で行ったとき路肩に転倒したバイクが結構止まっていて、ここは危ないと直感したのです。椿で転倒して以来、峠はほとんど行ってないですが、やっぱり峠は目の前にガードレールや縁石が迫ってくるので怖いです。まあ、サーキットに来ればいくらでも飛ばせるし、無理して峠に行かなくてもいいかな、と最近は思っています。

 しばらくしてバイクの台数が少なくなってきたので、再びコースへ。今回は前回の時のような体のだるさはありません。やっぱり前回のだるさの原因は寝不足だったようです。気持ちよくコースへ出られます。最初から2速で周回を始めたほうが早めにペースアップができるような感じがしたので、今回は最初から2速で。コーナーを基本に忠実にアウトからあまりスピードを落とさないように入って周回します。安定して31秒台で周回できましたが、やっぱり30秒台は出ません。う~ん、何がいけないのかなぁ・・・。

PAP_0191.JPG

秋の空の下を気持ちよく駆け抜けます。(30度を超えてますが・・・)

 土手の上でいつものように寝っころがってみるも、太陽がじりじり照り付けます。寝ていられないので、起き上がってぼーっと目の前を走るバイクをみていると、突然ストレートで「カシャーン」と乾いた音が。ストレートでバイクが1台転倒してカウルが飛び散っています。幸いなことにライダーの方はたいした怪我もありませんでしたが、ステップやシフトレバーがなくなってしまい、自走不能になってしまいました。

 ハイサイド転倒のようです。前回走ったときも感じていたのですが、この最終コーナーは結構リアが滑ってタイヤがホッピングする感じがします。特に今日は路面温度が10時ごろで既に44度を超えていたそうです。そういえば、前回の時もリアがぬるぬるするような気がしていて、そのときは、「タイヤの空気圧が足りないんだ」、と思っていたのですが・・・。気温が高すぎて、タイヤが滑っているのだろうか? タイヤは気温が高いほうがグリップすると思っていたのですが、ほかの人の話では必ずしもそういうものではないようです。 タイヤを触ってみるとべとべとしていて、熱で溶けているのがわかります。

 こういうことがあると、やっぱり臆病になってしまいますね。その後も再びコースに出るも、31秒台をうろうろ。ストレートの立ち上がりでアクセルを開けるとき、どうしても慎重になってしまいます。これは転倒しない走行を心がける以上当然のこととも思いますが、最終コーナーの新しいテーマですね。ここで慎重にアクセルを開けつつ、どこまでストレートで上手に立ち上がるか、どうしても400はパワーがないので、なるべくスピードを落とさずに、かつ立ち上がりを重視した走り方をできるのが理想ですが、果たしてどのようなラインをとったらいいのだろう?

 ペースが31秒台で安定してきたので、もうちょっとがんばってみようか、と思ったそのとき、ヘアピンの奥に煙が立ち昇るのが一瞬目に入りました。左コーナーでバイクがとまっています。左コーナーの立ち上がりのところには緑色の液体が・・・。(涙)

 どうやらNSRがクーラントを吹いたようです。あ~あ、今日はとことんついてない。仕方がないのでいったんピットイン。石灰の処理が終わるのを待ちます。隣の人は「もう今日は店じまい。」とか言ってるし、なんだかあそこを走るのはちょっと怖いなあ・・・。

 石灰の処理が終わってしばらくは誰もコースに出ません。誰かが人柱になるのを待っているみたいです。しばらくしてNチビが2台コースに出てきました。やっぱりクーラントのところを避けて走っています。でも、乗っても大丈夫だったのか、そのうち石灰を巻き上げて走り始めました。私もとりあえずもう一度コースへ出てみることにしました。まだ64周しか走っていないので、このままだと思い切り不完全燃焼になってしまいます。

 結局今日はこんな感じのアクシデント続きで、とりあえず100周ちょうど走ったものの、31秒台を切ることはできず、以前の調子を取り戻すことはできませんでした。だって、オイルがこぼれてたり、クーラントがこぼれてたりするんじゃ、ちょっと気持ち悪いよね。今日はいまいち思ったように走れなかったなぁ・・・。

 その後はR6の方とご一緒させていただいて、ファミレスで昼食を食べました。彼はかなり長くトミンを走っていて、27秒台で走ることができる、私にとって雲の上の人です。すごく気さくな方で、左コーナーの走り方のコツを教えてもらいました。やはり基本どおりアウトをいっぱいに使ってスピードを落とさずに走るのがタイムを出すコツだそうです。私は左コーナーはわりとインから入るようにしていたのですが、これはレースの時の走り方で、これだとやっぱりスピードがかなり落ちてしまうとのこと。もともと左コーナーはかなりスピードが落ちて、タイヤのグリップが十分あるので、ここで転倒したりする可能性はあまりないそうです。

 よし、次回は左コーナーをこのアドバイス通りに走ってみることにしよう。最終コーナーで無理しなくても、過大なリスクを犯さずに左コーナーでタイムが稼げるかもしれない。

 

PAP_0190.JPGPAP_0189.JPG

      走行後のフロントタイヤ         走行後のリアタイヤ

 

(本日の走行結果)

tomin20070928.JPG