AED。

私の会社にAEDがやってきました。

AEDというのは、心肺停止状態の人を普通の人が電気ショックを与えて緊急救命を行うことができる機械です。納品の時に簡単な説明会を行わないといけないそうなので、参加してみました。とても賢い機械で、使い方は機械がアナウンスをしてくれるので、その指示通りに使えばよいのです。最初にふたを開けると自動的に電源が入ってすぐアナウンスが始まります。アナウンスにしたがって、心臓に対角に電極を張ると機械が患者の状態を分析してくれます。その上で、電撃が必要な場合にのみ電撃ボタンが点滅するので、ボタンを押すといった具合です。その後の人工呼吸、心臓マッサージ、さらに電撃が必要ならその案内もすべて機械がアナウンスで教えてくれます。こんな感じの機械ですが、普通に生活しているとAEDの使い方なんて知らないのが通常だと思います。なので、もしいつか自分がAEDを使わないと誰かが死んでしまう、そんなシーンに直面したときに多少なりとも冷静にこの機械を使えるのではないかと思います。気になるのは、もし私がだれかに電撃を加えた結果、その人が死んでしまった、そんな場合ですが、AEDを使うことは法律的にも保護されている素人ができる医療行為で、仮に間違って患者が死んでしまっても、AEDを使った人は責任に問われないようになっているそうです。心肺停止状態の人が助かるかどうかは最初の数分にかかっていて、その後はどんどん助かる可能性が低くなってしまうそうです。救急車が到着した頃は手遅れの場合が多いということになります。私の通勤している16号、保土ヶ谷バイパスはとても事故が多い路線で、ほとんど事故を見ない日はないほど事故が多いです。もしかしたら事故現場で誰かを救命しないといけないようなことがあるかもしれない、そんなとき自分ができることがひとつでも多いほうがよい、そんなことを考えながら話を聞いていました。 今度消防署の救急医療の講習でも受けに行ってみようか・・・。

 今夜は帰ってくるときに異様にメーターの照明が暗いので、メーターを開けてみたところ、真ん中のバルブが1個切れていたので、この間買っておいた予備のバルブに交換して復活しました。バイク用のバルブは車用に比べてずいぶん切れやすいものみたいですね。振動が直に伝わるせいだろうか?

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これがAEDです。大きさは20×10cmくらいで、すごくコンパクトです。もしかしたら、これで救われるのはあなたかもしれない・・・。