再びリベンジ、だな・・・。(´・ω・`)(只見線撮影)

 今月は一日も連休がない中、ようやくまともに晴れそうな週末になったので、只見線に出かけてきました。

 今回の目的は、去年僅かな被写体ブレで撃沈してしまった撮影地を確実に写すことだったので、まあ慌てるまでもなかったのですが、3時半には現地到着。まあ、場所を確認して始発から撮影すればいいか。

 とりあえず、真っ暗な中、例の場所を到着。特に車も停まっていないようだ。まあ、ここは車を止めて休憩するにはちょっと不向きな場所なので、近くの駐車帯まで車を移動させて1時間半ほど休憩することにした。空を見上げると、星がよく見える。今日は突然雲がかかって撃沈するようなことはなさそうだ。まあ、どうなるかわからないけどね。

 5時15分。アラームが鳴ったので起きると、思いのほか空が暗い。始発は須原のあたりでと考えていたが、ちょっとこのあたりで撮影するのは無理なようだ。とりあえず、入広瀬方面に向かう。

 大白川までとりあえず流してみたが、やっぱり暗い。時間もなくなってきたので、柿の木手前まで戻ってちょっと山深そうに見えるカーブで撮影。

 次は大白川からの折り返しだ。須原のあたりまで戻って、山がよく見えるポイントで撮影。この段階で、今年は思いのほか山に雪が積もってないことに気がついた。あちゃ~、今年は暖冬なのか。

 例のポイントまで戻ってもう一度観察してみると、柿の木は今年も枝ぶりもよく、実を沢山付けているが、肝心の後ろの山にほとんど雪がない。ここは冠雪した守門岳がポイントなんだよな。去年の風景と比較してかなり意気消沈。仕方が無いので、とりあえず時間調整をしてから30分くらい前にもう一度戻ってくると、農家の軽トラが柿の木の前に止まってしまっている。作業をしているおっちゃんが主のようなので、声を掛けて車の移動をお願いすると、快く応じてくれた。この柿の木は、ひょうたん柿というらしいという話、このあたりの人はこの時期よく焚き火をして、柿の実を炙ってから干し柿にしたというような話を世間話程度に聞いたあと、準備をすすめる。ファインダーを覗くと、晴れているので柿の木が山に溶けこんでしまうというようなことはなく、まあまあのカットになりそうだ。でもね~、あまりにもこの時期としては雪が少ないよな。これは再びリベンジだな。実はこの撮影の時、カメラが調子悪そうだった。前のカットを撮影したとき、巻き上げが遅かったので電池切れかと思って電池を交換したのだが、今の撮影の時もおかしかった。巻き戻しも明らかに遅い。せっかく撮影したカットに影響が出ていないとよいのだが。

 この後は、列車は午後までない。よさそうなもみじが逆光で輝いていたので、次の撮影地にすることにして、また駐車帯に車を移動して休憩。この時間が結構重要で、ここでしっかり休憩しておかないと帰り道の運転に影響が出る。

 しっかり2時間ほど休憩して、小出でラーメンを食べて、先程の撮影地に移動。う~ん、なんだかド逆光になっている。まあ、あまりバタバタと撮影地を捜し回るのも嫌なので、ここでいいや。「まあ、こんなもんか」と言いながら、また駐車帯に移動。この後は4時過ぎまで列車がない。便利な駐車帯だなあ。

 駐車帯にもどると、そこから結構ナイスな紅葉とすすきが列車と組み合わせられることに気がついた。さっきのところよりも、ここのほうがよかったかな? まあ、4時過ぎにはきっと陰っちゃうよね。それよりも今日はここから夕日に染まる蒲生岳が撮れるかな。

 4時過ぎ。夕日に染まる守門岳、の筈だったのだが、いかんせん雪が少ない。あ~あ、今回はだめだなぁ・・・。まあ仕方がないので、ここで撮影。

 その後は入広瀬に移動。もしかしたら、5時10分の列車と夕日の組み合わせが出来るかも。と思ったのですが、今日は曇が出ない。しかも、思ったよりも暗くなるのが早い。定刻で列車が来たものの、ほとんど夕日はフェードアウト。窓から漏れる灯りとテールライトが綺麗だったけど、1/8秒で切るのがやっとという状態。どんな感じで映っているのやら。

 今回はこんな感じで、いまいちの収穫。まあ、ここ2年ぐらい身動きとれない状態だったので、来れるときに来れるだけどもありがたいんだけどさ。そうそう、昼に食べた「あずまや」というラーメン屋、いつも小出に来ると寄るんだけど、ここはもし時間があったらかなりおすすめ。ラーメンの価値観が変わると思う。