懐かしい味。

 ごくまれに、偶然遠い昔の記憶の味に出会うことがあります。

 今日は日中のあまりに不調だったので、帰り道に病院に寄って薬をもらってきました。

 薬のひとつに粉末の薬をもらったのですが、飲んでみて「はっ。」としました。この薬が思いがけず、幼稚園の頃よくもらっていた薬と同じ味。今になって、「この薬だったのか~。」と、知るに至ったのでした。昔の記憶がふとしたきっかけで呼び覚まされて、しかもひとつにつながる、こんなことがあるとちょっと得したような気がしますね。薬なので、あまりお世話にはなりたくないですけど。

 思いがけず出会った味といえば、以前鈴鹿にF1を観戦しにいく前に鈴鹿の街BBSを覗いていて、偶然見つけた書き込みで、狸のケーキの書き込みを発見しました。駅前のハンターというスーパーでいつも売っていた、狸のケーキ・・・。なんと今も白子の駅前の「サンマルク」というパンのレストランで売っているという書き込みが。あの狸のケーキがまだ売っている・・・。当然本戦が終わったあと、宿に向かう前に買いにいきましたよ。あと2個しか残っていなくて、本当に運がよかったとしかいいようがない状況で。今となってはたいした味ではないですけど、この狸のケーキはまさに私の思い出の味。これがいまだに売られていたというのは、ある意味奇跡的ですね。だって今はもっとおいしいケーキがいたるところに売っているし。いつかまた鈴鹿に行くことがあったら、今度はあかたんも連れて行ってあげよう。喜ぶかな?